昨日(4月15日)のドル円相場
昨日(4月15日)のドル円は、大幅上昇。
米小売売上高の強い結果を受け、154.44円まで上昇し、1990年6月以来約34年ぶりの高値を更新しました。
東京市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇や下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小したことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、153.04円から153.85円まで上昇しました。
欧州市場は、もみ合い。
153.70円〜153.96円と26銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、大幅上昇。
米3月小売売上高(予想0.4% 結果0.7%)および、米3月小売売上高・除く自動車(予想0.4% 結果1.1%)の市場予想を上回る強い結果が伝わると、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、154.44円まで上昇し、34年ぶり高値を更新しました。
その後、イスラエルのガラント国防相より「イランへの報復以外に選択肢はない」との発言が伝わると、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、153.87円まで下落したものの、下値は堅く、引けにかけて小反発し154円前半でもみ合いとなりました。
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本日(4月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかに上向きとなっており、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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