昨日(4月4日)のドル円相場
昨日(4月4日)のドル円は、下落。
中東の地政学リスクが高まったことによるリスク回避の円買いが優勢となり、151.12円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景とした円売りから、151.72円まで上昇したものの、翌日に米雇用統計を控えて買いも続かず、151.54円〜151.72円と18銭幅の狭いレンジでの値動きとなりました。
欧州市場は、小幅に上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、151.76円まで上昇しました。
NY市場は、急落。
「イランは48時間以内にイスラエルを攻撃する可能性」との一部報道が伝わると、中東の地政学リスクが高まり、リスク回避の円買いが優勢となり、151.12円まで急落しました。
ただ、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「インフレの進展が停滞すれば米連邦準備理事会(FRB)は今年利下げしない可能性」、バーキン米リッチモンド連銀総裁が「利下げまでに時間かけるのが賢明」、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が「インフレ率は依然として高すぎる」との発言が相次ぐと、米金利早期利下げ観測が後退し、151.35円まで値を戻す展開となりました。
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本日(4月5日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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