昨日(3月13日)のドル円相場
昨日(3月13日)のドル円は、2日続伸。
日銀によるマイナス金利の早期解除観測から147.24円まで下落するも、米10年債利回りの上昇を背景に147.85円まで値を戻す下値の堅い値動きとなりました。
東京市場は、底堅い。
一部報道で「トヨタが春闘で4年連続の組合の要求に満額で回答した」と伝わると、日銀によるマイナス金利の早期解除観測から円買いが優勢となり、147.24円まで下落しました。ただ、軟調推移だった日経平均株価が下げ幅を縮めると、リスク選好の円売りから147.64円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は上昇。
岸田首相による「日本経済はデフレ脱却には至っていない」との発言から、日銀の早期政策修正観測が後退し、148.04円まで上昇したものの、前日高値148.15円が意識されると147円後半でのもみ合いとなりました。
NY市場は、下落後に反発。
日銀の早期政策修正への思惑から円買いが優勢となり、147.46円まで下落したものの、米10年債利回りの上昇から147.85円まで上昇しました。
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本日(3月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は緩やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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