昨日(3月12日)のドル円相場
昨日(3月12日)のドル円は、6営業日ぶりに反発。
米2月消費者物価指数の予想を上回る結果を受け、148.15円まで急伸するも、米長期金利の低下を背景としたドル売りから反落しました。
東京市場は上昇。
「日銀は平均賃上げ率が23年を大きく上回れば解除に踏み切る」との一部報道を受け、日銀によるマイナス金利の早期解除観測から円買いが優勢となり、146.63円まで下落したものの、軟調地合いだった日経平均株価が下げ幅を縮小したことでリスク選好の円売りから147.59円まで上昇しました。
欧州市場は、もみ合い。
147.22円〜147.59円と37銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、往ってこい。
米2月消費者物価指数(予想3.1% 結果3.2%)および、同コア指数(予想3.7% 結果3.8%)の市場予想を上回る結果を受け148.15円まで急伸したものの、米10年債利回りの低下を背景としたドル売りが優勢となり、147.07円まで急落する荒い値動きとなりました。
その後、ダウ平均が堅調にな推移したことや、米10年債利回りの上昇を受けてドル買いが優勢となり、147.98円まで値を戻しました。
引けにかけて小反落するも下値は堅く、147.65円でNYをクローズしています。
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本日(3月13日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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