昨日(3月11日)のドル円相場
昨日(3月11日)のドル円は、小幅ながら5日続落。
日銀によるマイナス金利の早期解除観測から上値は重く、146.49円から147.14円と65銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、方向感を欠く。
日経平均株価の大幅下落を背景としたリスク回避の円買いが優勢となり、147.19円から146.54円まで下落したものの、前週末(3/8)安値146.48円が意識されると下げ渋り、147.08円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は底堅い。
日銀によるマイナス金利の早期解除観測や米10年債利回りの低下を背景としたドル売り円買いから、146.49円まで下落したものの、前週末の安値146.48円が意識されると押し目買いが優勢となり、146.74円まで上昇しました。
NY市場は、上値が重い。
サマーズ元財務長官より「米FRBは中立金利の水準を大きく見誤っている」「結局年内に政策金利を引き下げない可能性が高まっている」との発言が伝わると、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、147.14円まで上昇しました。ただ、消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控えたポジション調整目的の売りに押され、146.75円まで下落する展開となりました。
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本日(3月12日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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