先週末(3月8日)のドル円相場
先週末(3月8日)のドル円は、4日続落。
米雇用統計の弱い結果を受けて、2月2日以来の安値となる146.48円まで急落しました。
東京市場は、方向感を欠く。
日銀の早期マイナス金利解除への思惑から円買いが優勢となり、147.53円まで下落したものの、実需目的のドル買いから148.12円まで値を戻す方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は下落。
「日銀は18?19日の金融政策決定会合でマイナス金利解除に傾く政策委員が増えている」、「日銀は国債買い入れ規模を示す新たな量的金融政策の枠組みを検討」との一部報道を受け、円買いが優勢となり、146.87円まで下落しました。
NY市場は、急落後に反発。
非農業部門雇用者数(予想20.0万人 結果27.5万人)と予想を上回る結果にドル買いが優勢となり、147.46円まで上昇したものの、平均時給における前月比(予想0.3% 結果0.1%)、前年同月比(予想4.4% 結果4.3%)、失業率(予想3.7% 結果3.9%)と、軒並み市場予想を下回る弱い結果だったことが伝わると、2月2日以来の安値となる146.48円まで急落しました。
その後、146円台では押し目買い意欲も旺盛で、147.26円まで値を戻す展開となりました。
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本日(3月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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