昨日(3月7日)のドル円相場
昨日(3月7日)のドル円は、3日続落。
日銀の早期政策修正観測の高まりを受けて、2/2以来の147.59円まで下落しました。
東京市場は大幅下落。
日銀の早期マイナス金利解除への思惑や日経平均株価の下落を背景としたリスク回避の円買いから、149.36円から148.40円まで大幅下落となりました。
欧州市場は、一段安の後、反発。
東京市場の流れを引き継ぎ、一時2/2以来の安値となる147.59円まで下落したものの、米10年債利回りが上昇に転じたことを受けて148.30円まで反発しました。
NY市場は軟調。
欧米株価が堅調に推移したことや、米10年債利回りが上昇したことを受けて148円台前半で堅調に推移する中、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「FRBが利下げに着手するために必要なインフレ低下に対する確信はそう遠くない将来に得られる」との考えを示したことで再びドル売りが強まり、NYクローズにかけて148円割れまで再度下落する展開となりました。
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本日(3月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいから下向きに転じており、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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