昨日(3月6日)のドル円相場
昨日(3月6日)のドル円は、2日続落。
米金利早期利下げ観測から、2月12日以来の安値となる149.10円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
149.82円〜150.08円と26銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、下落後に反発。
一部報道で「3月の日銀金融政策決定会合で一部出席者よりマイナス金利解除が妥当であるとの意見表明が出される見通し」との観測報道が伝わると、円買いが優勢となり、149.33円まで下落したものの、149円前半では押し目を拾いたい向きも多く、149.86円まで値を戻しました。
NY市場は下落。
米2月ADP雇用統計(予想15.0万人 結果14.0万人)の市場予想を下回る結果を受け、米10年債利回りの低下とともに軟調に推移し、パウエルFRB議長による「年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高い」「インフレ率は2%を超えているものの大幅に緩和されている」とのハト派的な発言が伝わるとドル売りが加速。
2月12日以来の安値となる149.10円まで下落しました。
引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、149.37円でNYをクローズしています。
===========================
本日(3月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2024/3/4)(PDF)