先週末(3月1日)のドル円相場
先週末(3月1日)のドル円は、2日続落。
米PMI改定値の結果を受け、150.71円まで上昇したものの、米ISM製造業景況指数の弱い結果に149.93円まで反落する展開となりました。
東京市場は上昇。
植田日銀総裁より「(物価目標達成見通しについて)まだそこまでは至っていない」との物価見通し達成への慎重発言が伝わると円売りが優勢となり、その後の日経平均株価の大幅上昇を受けて円売りが加速。149.61円から150.47円まで上昇しました。
欧州市場は、上値が重い。
東京市場の円売りの流れを引き継ぎ、欧州勢は円売りで参入し、150.68円まで上昇しました。ただ、前日高値150.68円が意識されると戻り売りに押され、150.31円まで下落しました。
NY市場は、上昇後に反落。
米2月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値(予想51.5 結果52.2)の予想を上回る結果を受け、米10年債利回りの上昇とともに、150.71円まで上昇したものの、米2月ISM製造業景況指数(予想49.5 結果47.8)や米2月ミシガン大学消費者態度指数(予想79.6 結果76.9)と軒並み予想を下回る弱い結果が伝わると、ドル売りが優勢となり、引けにかけて日通し安値となる149.93円まで下落しました。
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本日(3月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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