昨日(2月29日)のドル円相場
昨日(2月29日)のドル円は、大幅下落。
高田日銀審議委員によるタカ派的な発言と弱い米経済指標を受けて、149.21円まで下落しました。
東京市場は下落。
高田日銀審議委員による「2%目標の実現がようやく見通せる状況になってきた」との発言が伝わると、早期のマイナス金利解除への思惑から円買いが優勢となり、2月20日以来の安値となる149.70円まで下落しました。
欧州市場は、方向感を欠いた値動き。
欧州勢は、東京市場の流れを引き継ぎ円買いが先行し、149.61円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが優勢となり、150.10円まで値を戻しました。
NY市場は、往ってこい。
米1月PCEデフレータ、米1月PCEコアデフレータが市場予想通りの前月比で鈍化していることがわかると、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、149.21円まで下落しました。
その後、149円前半では押し目買い意欲も旺盛で、150.04円まで反発しました。
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本日(3月1日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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