昨日(2月14日)のドル円相場
昨日(2月14日)のドル円は、3営業日ぶりに反落。
本邦当局者の円安けん制発言から150.35円まで下落したものの、日米金利差を背景とした買い意欲は根強く150円半ばで方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は軟調。
神田財務官による「為替は高い緊張感を持って注視」「為替相場、必要あれば適切に対応」「為替は高い緊張感を持って注視」といった円安けん制発言が伝わると円買いが優勢となり、時間外の米10年債利回りの低下とともに、150.42円まで下落しました。
欧州市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受けて150.35円まで下落したものの、日米金利差を意識したドル買い円売りが優勢となり、150.68円まで上昇しました。
NY市場は、方向感を欠いた値動き。
日米金利差に着目したドル買いにより、日通し高値となる150.75円まで上昇したものの、東京市場でつけた高値150.77円が意識されたことで利食い売りに押され、150.36円まで下落する展開となりました。
引けにかけて小反発したものの上値は重く、150.54円でNYをクローズしています。
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本日(2月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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