昨日(2月8日)のドル円相場
昨日(2月8日)のドル円は、大幅続伸。
内田日銀副総裁のハト派発言を受け、昨年11月27日以来の高値となる149.48円まで上昇しました。
東京市場は、下値が堅い。
時間外の米10年債利回りが低下したことを受け、ドル売りが優勢となり、147.93円まで下落したものの、内田日銀副総裁による「緩和的な金融環境が大きく変化することは想定されない」との発言から円売りが優勢となり、148.66円まで上昇しました。
欧州市場は上昇。
内田日銀副総裁によるハト派的な発言を受け、欧州勢も円売りで参入。東京高値を上抜き、149.25円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
米新規失業保険申請件数(予想22.0万件 結果21.8万件)の市場予想を上回る好調な結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退したことや、日銀によるマイナス金利解除への思惑が後退したことで、ドル買い円売りが優勢となり、昨年11月27日以来の高値となる149.48円まで上昇しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、149.33円でNYをクローズしています。
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本日(2月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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