先週末(1月19日)のドル円相場
先週末(1月19日)のドル円は、上値が重い。
昨年11月28日以来の高値148.81円まで上昇したものの、日銀会合を控えたポジション調整目的の売りに押され、147.84円まで下落しました。
東京市場は上昇。
序盤に147.94円まで下落したものの、日経平均株価の堅調な推移を受け、時間外の米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、前日高値の148.30円を上抜け、148.47円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
欧州勢は、東京市場の流れを引き継ぎ、円売りで参入し、昨年11月28日以来の高値148.81円まで上昇しました。ただし、来週23日に日銀会合を控えていることもあり、149円の大台を手前に利食い売りが優勢となり147.84円まで下落する展開となりました。
NY市場は、上値が重い。
1月ミシガン大学消費者態度指数(予想70.0 結果78.8)の市場予想を上回る強い結果を受け、ドル買いが優勢となり、148.53円まで値を戻したものの、日銀会合を控えたポジション調整目的の売りに押され、148.03円まで下落しました。
その後、グールズビー米シカゴ連銀総裁による「インフレ抑制という職務を完遂する前に、何か約束することではない」の発言による早期利下げ観測の後退からドル買いが優勢となり、148.30円まで買い戻されるも上値は重く、147.93円まで下落する展開となりました。
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本日(1月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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