昨日(1月16日)のドル円相場
昨日(1月16日)のドル円は、2日続伸。
日米金利差拡大が意識され、ドル買い円売りが優勢となり、昨年12月7日以来の高値となる147.31円まで上昇しました。
東京市場は、底堅い。
日経平均株価の下落を受けたリスク回避の円買いが優勢となり、145.59円まで下落したものの、時間外の
米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いから146.27円まで上昇しました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、146.75円まで上昇しました。
NY市場は、大幅続伸。
米1月ニューヨーク連銀製造業景況指数(予想-5.0 結果-43.7)が市場予想を大幅に下回る結果だったことを受け、146.29円まで下落したものの、日経平均先物の堅調な推移を背景としたリスク選好の円売りが優勢となり、すぐに下落前の水準に値を戻す底堅い値動きとなりました。
その後、ウォラーFRB理事による「利下げは秩序立った慎重なペースで進めるべき」「以前ほど迅速に利下げをしたり、急いだりする理由はない」とのタカ派発言を受け、日米金利差拡大が意識されるとドル買い円売りが優勢となり、昨年12月7日以来の高値となる147.31円まで上昇しました。
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本日(1月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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