先週末(1月12日)のドル円相場
先週末(1月12日)のドル円は、続落。
米12月卸売物価指数(PPI)の予想より弱い結果を受け、FRBの早期利下げ観測が再燃したことで144.35円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
144.84円〜145.40円と56銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、堅調。
米10年債利回りが4.00%台まで上昇したことでドル買いが優勢となり、145.56円まで上昇しました。
NY市場は、急落。
米12月卸売物価指数(PPI)が前月比(結果:-0.1%、予想: 0.1%)、前年比(結果: 1.0%、予想: 1.3%)ともに予想を下回る結果となったことで、FRBの早期利下げ観測が再燃。
米長期金利の低下とともにドル売りが先行し、144.35円と日通し安値を更新しました。
その後、米10年債利回りが3.98%近辺まで下げ幅を縮めたことで買い戻しが優勢となり、一時145円台を回復。
引けにかけて堅調に推移し、144.89円でNYクローズしています。
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本日(1月15日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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