昨日(1月8日)のドル円相場
昨日(1月8日)のドル円は、2日続落。
NY連銀公表のインフレ期待値の結果を受け、米10年債利回りの急低下とともにドル売りが優勢となり、143.67円まで下落しました。
東京市場は下落。
時間外の米10年債利回りの堅調な推移を背景としたドル買いが優勢となり、144.92円まで上昇したものの、145円の大台を前に利食い売りに押され、144.32円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
144.10円〜144.61円と51銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、急落後に反発。
NY連銀が公表した12月消費者調査にて、1年後インフレ期待(前回3.4% 結果3.0%)、3年後インフレ期待(前回3.0% 結果2.6%)、5年後インフレ期待(前回2.7% 結果2.5%)と、軒並み低下したことが伝わると、米10年債利回りの急低下とともにドル売りが優勢となり、日通し安値となる143.67円まで下落しました。
その後、米10年債利回りが上昇に転じ、下げ幅を縮小すると144.27円まで反発する展開となりました。
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本日(1月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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