昨日(1月9日)のドル円相場
昨日(1月9日)のドル円は、上昇。
米長期金利の動向に振られ、143.43円〜144.62円と値幅を伴いつつも方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、底堅い。
早朝に144.28円まで上昇後、本邦輸出企業の実需のドル売りが優勢となり、143.43円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いから、143.88円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、もみ合い。
143.75円〜144.31円と56銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は上昇。
米10年債利回りの低下を受け、143.66円まで下落したものの、ボウマンFRB理事より「インフレ率の低下が停滞する場合には依然として利上げの用意がある」「インフレの上振れリスクは依然として残る」とのタカ派的な発言が伝わると、日米金利差拡大を見越したドル買い円売りが優勢となり、144.62円まで上昇しました。
引けにかけて小反落するも下値は堅く、144.47円でNYをクローズしています。
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本日(1月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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