昨日(1月3日)のドル円相場
昨日(1月3日)のドル円は、2日続伸。
日米金利差拡大を見越したドル買い円売りが優勢となり、143.73円まで上昇しました。
東京市場は、もみ合い。
141.79円〜142.18円と39銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
石川県能登地方を震源地とする大規模地震の影響を受けて、日銀がマイナス金利の解除に踏み切ることは困難との見方から円売りが優勢となり、時間外の米10年債利回りの上昇とともに142.98円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
11月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想: 885.0万件 結果: 879.0万件)の弱い結果を受け、142.82円まで下落したものの、バーキン米リッチモンド連銀総裁が「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」と発言したことを受けドル買いが優勢となり、12月米ISM製造業景況指数(予想: 47.1 結果: 47.4)が市場予想を上回ったことでドル買いが加速。
日通し高値となる143.73円まで上昇しました。
FOMC議事要旨では、「インフレの上振れリスクは減退した」や「制約的な金融政策が経済に副作用を及ぼすリスクがある」、「ほぼ全ての当局者が2024年末までの利下げを予測している」などハト派的な内容であったことが伝わると、143.12円まで下落しました。
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本日(1月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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