昨日(12月19日)のドル円相場
昨日(12月19日)のドル円は、3日続伸。
日銀の金融政策決定会合の結果や植田日銀総裁の発言を受けて、円売りが優勢となり、144.95円まで上昇しました。
東京市場は、大幅上昇。
日銀の金融政策決定会合を控え、ポジション調整目的の売りが優勢となり、142.25円まで下落したものの、日銀が金融政策の現状維持を発表すると、一転円売りが優勢となり、143.78円まで急伸しました。
欧州市場は続伸。
植田日銀総裁の定例会見で、「FRBが利下げに踏み切る前に日銀が利上げするというような考え方は不適切」「1月会合での政策修正の可能性はそこまでに入ってくる情報次第だがそんなに多くはない」とのハト派的な発言を受け、早期の政策修正観測が後退すると円売りが優勢となり144.95円まで上昇しました。
NY市場は下落。
リッチモンド連銀バーキン総裁による「予想通りインフレ率が低下すればFRBは適切に利下げの対応をする」 とのハト派的な発言が伝わると、ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに143.54円まで下落する展開となりました。引けにかけて小反発し、143.83円でNYクローズしています。
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本日(12月20日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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