先週末(12月15日)のドル円相場
先週末(12月15日)のドル円は、もみ合い。
141.43円〜142.46円と約1円の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた展開となりました。
東京市場は、往って来い。
日経平均株価の上昇を背景に、リスク選好の円売りから142.46円まで上昇したものの、来週に日銀金融政策決定会合を控え、金融政策修正への警戒感から円買いが優勢となり、141.57円まで押し戻される展開となりました。
欧州市場は上値が重い。
押し目買いが優勢となり、序盤に142.13円まで上昇したものの、ポジション調整目的の売りに押され、141.47円まで下落する上値の重い値動きとなりました。
NY市場は、値幅を伴いつつも、もみ合い。
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の「利下げは足元の主要な議題ではない」、「必要なら再利上げの用意が必要」との発言が伝わるとドル買いが優勢となり、142.45円まで上昇しました。
その後、東京市場高値142.46円が意識されたことで利食い売りに押され141.43円まで下落したものの、ボスティック米アトランタ連銀総裁が「来年は第3四半期から2回利下げする可能性が高い」と発言し、市場における来年3回の利下げ予想よりもタカ派的な発言だったことでドル買いが優勢となり、142.30円まで値を戻す展開となりました。
引けにかけても方向感を欠き、142円前半でのもみ合となりました。
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本日(12月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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