昨日(12月13日)のドル円相場
昨日(12月13日)のドル円は、大幅下落。
FOMCの結果を受け、142.63円まで急落しました。
東京市場は、底堅い。
日銀短観の結果が先行きの日銀緩和修正などが意識される内容だったことを受け、円買い優勢となり、145.19円まで下落したものの、日経平均株価の堅調な推移を背景としたリスク選好の円売りから145.70円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
欧州市場は、上値が重い。
序盤に145.99円まで上昇したものの、146円の大台が意識されると伸び悩み、FOMCを控えたポジション調整目的の売りが優勢となり、145.61円まで下落しました。
NY市場は、大幅下落。
米11月卸売物価指数(予想1.0% 結果0.9%)および、同コア指数(予想2.2% 結果2.0%)が市場予想を下回ったことを受け、145.04円まで下落しました。なお、FOMCでは3会合連続となる政策金利の据え置きが決定され、声明で「インフレ率はこの1年で緩和した」の文言が追加されたことや、公表された政策金利見通しでは、2024年末時点までに3回(75bp)の利下げの可能性が示されたことや、パウエルFRB議長が会見で「本日の会合で利下げのタイミングを協議した」とハト派な発言が伝わるとドル売りが加速。142.63円まで急落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、142.88円でNYをクローズしています。
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本日(12月14日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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