先週末(12月8日)のドル円相場
先週末(12月8日)のドル円は、上昇。
日銀による金融緩和修正の思惑から、142.50円まで下落したものの、米雇用統計の強い結果に145.18円まで反発しました。
東京市場は、往って来い。
前日に引き続き、日銀のマイナス金利解除への思惑から円買いが優勢となり、142.50円まで下落したものの、本日発表の米雇用統計を控えて売りも続かず、ポジション調整目的の買いが優勢となり、144.17円まで値を戻す荒い値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、144.67円まで上昇しました。
NY市場は、荒い値動き。
11月米雇用統計では、非農業部門雇用者数変化(予想18.0万人 結果19.9万人 )の市場予想を上回る強い結果を受け、早期利下げ観測が後退。ドル買いが優勢となり、日通し高値となる145.18円まで上昇しました。その後、145円台では戻り売りに押され、143.76円まで急落したものの、12月ミシガン大学消費者態度指数(予想62.0 結果69.4)の良好な結果にドル買いが優勢となり、145.05円まで値を戻す下値の堅い値動きとなりました。
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本日(12月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きで、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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