昨日(12月7日)のドル円相場
昨日(12月7日)のドル円は、大幅下落。
日銀による金融緩和修正の思惑から、8月7日以来、約4か月ぶり安値となる141.67円まで急落しました。
東京市場は軟調。
日経平均株価の下落を背景にリスク回避の円買いが優勢となり、植田日銀総裁が参議院財政金融委員会で「年末から来年にかけ一段とチャレンジングになるというようにも思っている」と発言したことを受け、12月日銀会合でのマイナス金利解除への思惑から円買いが加速。前日安値146.90円を下抜け146.52円まで下落しました。
欧州市場は続落。
日銀の金融政策修正に関する思惑からなる円買いは継続し、145.55円まで下落しました。
NY市場は、大幅下落。
日銀による金融緩和修正の思惑からの円買いが継続する中、144円を割り込んだことでストップを巻き込みながら急落し、8月7日以来、約4か月ぶり安値となる141.67円まで安値を更新しました。その後は急速に反発し、144.12円でNYクローズしています。
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本日(12月8日)のドル円予想
1時間足・日足のボリンジャーバンドは、ともに中心線は下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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