先週末(12月1日)のドル円相場
先週末(12月1日)のドル円は、下落。
米経済指標の悪化を受け、米金利先高感の後退によるドル売りが優勢となり、146.57円まで急落しました。
東京市場は、下値が堅い。
朝方から実需目的のドル売りが強まったことで、147.61円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが優勢となり、148.18円まで値を戻しました。
欧州市場は、方向感を欠いた値動き。
時間外の米10年債利回りが低下に転じると、ドル売りが優勢となり、147.70円まで下落したものの、東京安値が意識されると下げ渋り、148.34円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は下落。
米11月ISM製造業景況指数(予想47.6 結果46.7)の市場予想を下回る結果を受け、米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となり、147.34円まで下落しました。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は講演で「金融緩和の時期を推測するのは時期尚早」と米早期利下げ観測に対してけん制したものの、予想よりもタカ派的な内容ではなかったことからドル売りが加速し、日通し安値となる146.57円まで急落しました。
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本日(12月4日)のドル円予想
1時間足・日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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