昨日(11月29日)のドル円相場
昨日(11月29日)のドル円は、4日続落。
9月12日以来、約2か月半ぶりの安値となる146.67円まで下落しました。
東京市場は、下値が堅い。
前日のウォラーFRB理事による利下げ示唆発言からなるドル売りの流れは継続し、前日安値147.32円を下抜け、9月12日以来、約2か月半ぶりの安値となる146.67円まで下落しました。ただし、下落して始まった日経平均株価が一時上昇に転じたことで円売りが優勢となり、147.32円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は上昇。
安達日銀審議委員による「粘り強く金融緩和を継続する必要がある」とのハト派的な発言が伝わると、円売りが優勢となり、147.82円まで上昇しました。
NY市場は反落。
米第3四半期GDP改定値(予想4.9% 結果5.2%)の市場予想を上回る結果を受け、日通し高値となる147.90円まで上昇したものの、米7-9月期個人消費(予想4.0%増 結果3.6%)や米7-9月期コア個人消費支出(PCE)指数(予想2.4% 2.3%)が市場予想を下回ったことで、米国で利上げ局面が終了したとの見方が広がり、戻り売りに押され147.08円まで反落しました。
===========================
本日(11月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這い転じており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線は下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/11/27)(PDF)