昨日(11月16日)のドル円相場
昨日(11月16日)のドル円は、下落。
弱い米経済指標を受けて、米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となり、150.29円まで下落しました。
東京市場は、下げ渋り。
日経平均株価の下落を受け、リスク回避の円買いが優勢となり、151.12円まで下落したものの、軟調に推移していた時間外の米10年債利回りが下げ幅を縮小するとドル買いが優勢となり、151.35円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
欧州市場は下落。
前日高値に面合わせとなる151.43円まで上昇したものの、利食い売りが優勢となり、151.14円まで下落する展開となりました。
NY市場は続落。
米新規失業保険申請件数(予想22.0万件 結果23.1万件)、米10月設備稼働率(予想79.4% 結果78.9%)、米10月鉱工業生産(予想-0.4% 結果-0.6%)、米11月NAHB住宅市場指数(予想40 結果34)と軒並み市場予想を下回る弱い結果が伝わると、米10年債利回りの急落とともにドル売りが優勢となり、150.29円まで下落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、150.72円でNYをクローズしています。
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本日(11月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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