昨日(11月1日)のドル円相場
昨日(11月1日)のドル円は、下落。
パウエルFRB議長のハト派発言に、年内追加利上げ観測が後退し、150.67円まで下落しました。
東京市場は下落。
前日に年初来高値を更新して151.77円まで急伸したことを受け、神田財務官が「一方的で急激な動きに懸念」「(為替介入)スタンバイです」と発言したことで、日銀による介入警戒感が高まり、151.14円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
151.14円〜151.39円と25銭幅での方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は下落。
米10月ADP全米雇用報告(予想15.0万人 結果11.3万人)、米10月ISM製造業景況指数(予想49.0 結果46.7)の市場予想を下回る弱い結果を受け、ドル売りが優勢となり、150.82円まで下落しました。また、注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利据え置きを決定。パウエルFRB議長の「我々は長期金利の上昇に注意を払っている」「サイクルの終わりに近づいている」とのハト派的な発言を受け、年内追加利上げ観測が後退し、日通し安値となる150.67円まで続落しました。
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本日(11月2日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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