昨日(10月18日)のドル円相場
昨日(10月18日)のドル円は、3日続伸。
米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが優勢となり、149.93円まで上昇しました。
東京市場は下落。
149.67円〜149.82円と15銭幅でのもみ合いが続いていましたが、前日の日銀による金融政策修正に関する観測報道に端を発した警戒感は根強く、149.49円まで下落しました。その後149.69円まで値を戻したものの方向感は出ず、149円半ばでのもみ合いとなりました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、149.78円まで上昇しました。その後米10年債利回りの低下に転じたことで、ドル売りが優勢となり、149.63円まで下落しました。
NY市場は上昇。
ウォラーFRB理事による「経済の強さが持続する場合、より高い金利が必要になる可能性が高い」、ボウマンFRB理事による「インフレ率は低下してきたが依然として高すぎる」、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁による「インフレに関してはまだ勝利宣言をするつもりはない」とのタカ派的な発言が相次ぐと、米金利先高感からドル買いが先行。米10年債利回りが2007年7月以来の高水準に上昇するとドル買いが加速し、149.93円まで上昇しました。
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本日(10月19日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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