昨日(10月17日)のドル円相場
昨日(10月17日)のドル円は、上昇。
良好な米経済指標の結果を受け、10月3日以来、約2週間ぶりの高値となる149.84円まで上昇しました。
東京市場は、もみ合い。
149.48円〜149.63円と15銭幅の狭いレンジで、方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、底堅い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、149.66円まで上昇したものの、「日銀が今月末に発表する展望リポートの中で2024年度の物価見通しを従来の1.9%から2%以上に引き上げる公算が大きい」との観測報道が伝わると、日銀による金融政策修正観測から円買いが優勢となり、148.75円まで急落しました。ただし、148円台では押し買い意欲も根強く、すぐに149円台を回復し、149.60円まで値を戻すといった荒い値動きとなりました。
NY市場は上昇。
米9月小売売上高(予想0.3% 結果0.7%)、米9月鉱工業生産(予想0.0% 結果0.3%)、米9月設備稼働率(予想79.6% 結果79.7%)と軒並み市場予想を上回る強い結果だったことでドル買いが優勢となり、米10年債利回りの上昇とともに、日通し高値となる149.84円まで上昇しました。
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本日(10月18日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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