昨日(10月10日)のドル円相場
昨日(10月10日)のドル円は、148.17円〜149.10円と93銭の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売りが優勢となり、148.17円まで下落したものの、日経平均株価の大幅上昇を背景としたリスク選好の円売りが優勢となり、148.77円まで上昇しました。
欧州市場は、下値が堅い。
「日銀は23年度の物価上昇率を3%近くに上方修正する検討に入った」との一部報道が伝わると、148.52円まで下落したものの、軟調な推移だった米10年債利回りが上昇に転じるとドル買いが優勢となり、日通し高値となる149.10円まで上昇しました。
NY市場は下落。
アトランタ連銀ボスティック総裁による「これ以上の利上げは必要ないと考える」、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁による「インフレは下サイドに向かっている」などハト派発言が相次いだことで米金利先高感が後退し、148.55円まで下落しました。引けにかけて小反発するも上値は重く、148.71円でNYをクローズしています。
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本日(10月11日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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