昨日(10月9日)のドル円相場
昨日(10月9日)のドル円は、下落。
中東の地政学リスクの高まりから、リスク回避の円買いが優勢となり、148.44円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
149.00円〜149.24円と24銭幅の狭いレンジで、もみ合いとなりました。
海外市場は下落。
149.09円〜149.19円と10銭幅でのもみ合いが続いていましたが、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突の一報が伝わると、中東の地政学リスクの高まりから、リスク回避の円買いが優勢となり、148.52円まで下落しました。
前週末の安値148.36円が意識されると下げ渋り、148.77円まで値を戻したものの、タカ派で知られるローガン米ダラス連銀総裁が
「米長期債利回りの急上昇は金融当局による追加利上げの必要性を減らす可能性がある」
とのハト派的な発言や、ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長による
「利回り上昇の引き締めへの影響に留意」「リスクバランスが改善する中、FRBは慎重に進むことが可能」
などと発言から、ドル売りが優勢となり、日通し安値となる148.44円まで下落しました。
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本日(10月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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