昨日(10月5日)のドル円相場
昨日(10月5日)のドル円は、もみ合い。
米長期金利の動向に振られ、148.26円〜149.11円と85銭の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は下落。
本邦輸出企業による実需のドル売りが優勢となり、前日安値148.74円を下抜けるとストップを巻き込んで148.26円まで急落しました。ただし、堅調な日経平均株価を背景とした円売りが優勢となると148.61円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、東京高値と面合わせとなる149.09円まで上昇したものの、米10年債利回りが下落に転じたことで、148.81円まで下落しました。
NY市場は下落。
米新規失業保険申請件数(予想21.0万件 結果20.7万件)の市場予想を上回る結果を受け、ドル買いが優勢となり、149.11円まで上昇したものの、ダウ平均の軟調な推移を背景としたリスク回避の円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに148.31円まで下落しました。引けにかけて小反発するも戻りは鈍く、148.51円でNYをクローズしています。
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本日(10月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
なお、本日は21時30分に米国雇用統計の発表があります。
結果次第では、大きな値動きが期待できますので注目です。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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