昨日(9月6日)のドル円相場
昨日(9月6日)のドル円は、方向感を欠く。
本邦要人による円安けん制発言を受け、朝方につけた147.81円から147.01円まで下落したものの、米経済指標の好結果を受け147.74円まで値を戻す方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は下落。
日経平均株価の堅調な推移を受け、円売りが優勢となり、147.81円まで上昇したものの、神田財務官の「ファンダメンタルズでは説明できない動きがみられる」、高田日銀委員による「日銀は為替含め金融市場のボラティリティにそれなりに対応」との円安けん制発言が伝わると円買いが優勢となり、時間外の米10年債利回りの低下とともに147.01円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りが上昇に転じるとドル買いが優勢となり、147.59円まで上昇したものの、米10年債利回りが再び低下に転じたことで147.29円まで下落する展開となりました。
NY市場は上昇。
米8月ISM非製造業景況指数(予想52.4 結果54.5)の市場予想を上回る結果や米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、147.74円まで上昇しました。引けにかけて小反落したものの下値は堅く、147.64円でNYをクローズしています。
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本日(9月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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