昨日(8月30日)のドル円相場
昨日(8月30日)のドル円は、底堅い。
米ADP雇用統計の市場予想を下回る結果を受け145.55円まで下落したものの、米長期金利の上昇を背景に再度146円台を回復する底堅い値動きとなりました。
東京市場は上昇。
朝方に145.77円まで小反落したものの、日経平均株価の堅調な推移を背景に、リスク選好の円売りが優勢となり、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、146.25円まで上昇しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受けたドル買いが優勢となり、146.54円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りが下落に転じ、上昇幅を縮めると一転ドル売りが優勢となり、146.25円まで下落しました。
NY市場は、急落後に上昇。
米8月ADP雇用統計(予想19.5万人 結果17.7万人)の市場予想を下回る結果を受け、ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに日通し安値となる145.55円まで下落しました。その後、ダウ平均の上昇を背景としたドル買いから下げ渋り、米10年債利回りの低下幅縮小を受け、下落前の水準である146.29円まで値を戻す展開となりました。
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本日(8月31日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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