先週末(8月25日)のドル円相場
先週末(8月25日)のドル円は、2日続伸。
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長によるタカ派発言を受け、米金利先高観から146.63円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、146.21円まで上昇後、ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて146円前半でのもみ合いとなりました。
欧州市場は軟調。
パウエルFRB議長講演を控えたポジション調整目的のドル売りが優勢となり、145.86円まで下落しました。
NY市場は上昇。
8月米ミシガン大学消費者態度指数(予想71.2 結果69.5)が市場予想を下回る結果だったことを受け、ドル売りが優勢となり、日通し安値となる145.71円まで下落しました。ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演では、「追加利上げは適切な場合に実施する用意がある」「インフレの持続的な鈍化まで景気抑制的な政策を維持する」とタカ派的な発言だったことで一転ドル買いが優勢となり、146.63円まで反発しました。その後は、利食い売りに押され146.20円まで下落したものの、米金利先高観から146.45円まで値を戻す展開となりました。
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本日(8月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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