昨日(8月24日)のドル円相場
昨日(8月24日)のドル円は、上昇。
米経済指標の良好な結果を受け、ドル買いが優勢となり、145.96円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を翌日(8/25)に控え、ポジション調整目的のドル売りが優勢となり、144.60円まで下落したものの、日経平均株価の上昇を受けたリスク選好の円売りが優勢となり、時間外の米10年債利回りの上昇とともに145.20円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、145.68円まで上昇しました。
NY市場は、下値が堅い。
米7月耐久財受注/除輸送機器(予想0.2% 結果0.5%)、米新規失業保険申請件数(予想24万件 結果23万件)が市場予想を上回る強い結果だったことを受け、ドル買いが優勢となり、145.96円まで上昇しました。フィラデルフィア連銀ハーカー総裁による「インフレが早く低下すれば利下げも早くなる可能性がある」「FOMCは金利に関して年内に動かないだろう」とのハト派的な発言が伝わると金利先高観が後退し、145.43円まで下落しました。ただ、その後、コリンズ米ボストン連銀総裁から「FRBにはまだやるべきことがある」「さらなる利上げの可能性がある」「しばらく政策を維持する必要がある可能性が非常に高い」などタカ派的な発言もあり、一転ドル買いが優勢となり、145.93円まで値を戻す展開となりました。
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本日(8月25日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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