昨日(8月16日)のドル円相場
昨日(8月16日)のドル円は、8日続伸。
米経済指標の良好な結果とFOMC議事要旨のタカ派な内容を背景にドル買いが優勢となり、昨年11/10以来、約9か月ぶり高値となる146.40円まで上昇しました。
東京市場は、上値が重い。
日経平均株価が大幅に下落したことを受けてリスク回避の円買いが優勢となり、145.41円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの上昇を受けたドル買いが優勢となり、145.77円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
米7月住宅着工件数(予想145.0万件 結果145.2万件)、米7月設備稼働率(予想79.1% 結果79.3%)、米7月鉱工業生産(予想 0.3% 結果 1.0%)とこの日発表された米経済指標が軒並み市場予想を上回る強い結果だったことを受け、ドル買いが優勢となりました。また、米FOMC議事要旨では、「当局者はインフレリスクによりさらなる引き締めが必要となる可能性と指摘」とタカ派的な内容であったことが伝わるとドル買いが加速し、昨年11/10以来、約9か月ぶり高値となる146.40円まで上昇しました。
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本日(8月17日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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