昨日(8月15日)のドル円相場
昨日(8月15日)のドル円は、7日続伸。
日本政府・当局による介入警戒感はあるものの、昨年11/10以来の高値となる145.86円まで上昇し、連日となる年初来高値を更新しました。
東京市場は、もみ合い。
145.32円〜145.59円と27銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、年初来高値を更新する145.86円まで上昇したものの、日本政府・当局による介入警戒感から円買いが優勢となり、145.45円まで下落しました。
NY市場は、下値が堅い。
米7月小売売上高(予想0.4% 結果0.7%)が市場予想を上回る結果を受け、ドル買いが優勢となり、145.81円まで上昇したものの、同時刻に発表された、8月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-0.9 結果-19.0)が予想を大きく下回る結果だったことが伝わると一転ドル売りが優勢となり、また、その後発表された8月米NAHB住宅市場指数(予想56 結果50)の弱い結果にドル売りが進み、145.10円まで下落しました。ただし、引けにかけて米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、145.67円まで値を戻す展開となりました。
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本日(8月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャ―バンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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