昨日(8月3日)のドル円相場
昨日(8月3日)のドル円は、2日続落。
日銀による臨時の国債買い入れオペの通知を受け、円売りが優勢となり、143.89円まで上昇したものの、欧米株価の軟調推移からリスク回避の円買いにより142.06円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
序盤は143.16円〜143.47円と31銭幅でのもみ合いが続いていましたが、日銀による臨時の国債買入れオペが通達されたことが伝わると、円売りが優勢となり、約1か月ぶりとなる143.89円まで上昇しました。ただ、日経平均株価の下落を受けたリスク回避の円買いから、143.41円まで下落する展開となりました。
欧州市場は続落。
欧州株価が下落して始まると、リスク回避の円買いが優勢となり、142.75円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
米7月ISM非製造業景況指数(予想53.1 結果52.7)の市場予想を下回る結果を受け、ドル売りが優勢となり、日通し安値となる142.06円まで下落しました。ただ、大台の142円が意識されたことや、160ドル超安で推移していたダウ平均が下げ幅を縮小したことを受け、142.74円まで持ち直す展開となりました。
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本日(8月4日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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