昨日(7月27日)のドル円相場
昨日(7月27日)のドル円は、上昇後に急落。
米経済指標の良好な結果を受けて上昇したものの、日銀がYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正案について議論をしているとの報道を受けて、日米金利差が縮小するとの観測から、一時138.76円まで急落しました。
東京市場は、下落後に上昇。
140.40円前後で推移する中、仲値にかけてドル売りが優勢となり、前日安値の139.93円を下抜けるとストップロスを巻き込む形で一時139.38円まで下落しました。ただ、軟調に推移していた日経平均株価がプラス圏に上昇したことで、一転買い戻しが入り140.20円台まで切り返す展開となりました。
欧州市場は、堅調。
欧州株が堅調に推移したことを受けて、リスク選好の円売りが優勢となり、140.70円台まで上値を伸ばしました。
NY市場は上昇後に急落。
米4-6月期国内総生産(GDP)速報値や前週分の米新規失業保険申請件数、米6月住宅販売保留指数、米6月耐久財受注額などの米経済指標が軒並み予想を上回ったことを受け、米10年債利回りが4.02%台まで上昇したことで、一時141.32円まで上昇したものの、日経新聞(電子版)で、「日銀は28日まで開く金融政策決定会合でYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正案を議論」との一報が伝わると、日米金利差が縮小するとの観測から138.76円まで急落しました。
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本日(7月28日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きにとなっており、下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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