昨日(7月18日)のドル円相場
昨日(7月18日)のドル円は、急落後に反発。
米経済指標の弱い結果を受け、137.66円まで急落したものの、植田日銀総裁によるハト派的な発言を受けて139.13円まで反発しました。
東京市場は、上値が重い。
堅調な日経平均株価を背景にリスク選好の円売りが優勢となり、138.92円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下とともに138.31円まで反落しました。
欧州市場は下落。
日銀による金融緩和の修正観測から円買いが優勢となり、138.09円まで下落しました。
NY市場は、急落後に反発。
米6月小売売上高(予想0.5% 結果0.2%)、米6月小売売上高・除く自動車(予想0.3% 結果0.2%)ともに予想を下回る弱い結果となったことを受け、ドル売りが優勢となり、日通し安値となる137.66円まで急落しました。ただし、植田日銀総裁が20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の会見で、「企業側の雇用需要の強さは後退した」「複数の要因がインフレを下押ししている」とのハト派的な発言を受け、金融緩和の修正観測の後退から円売りが優勢となり、139.13円まで反発する展開となりました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、138.82円でNYをクローズしています。
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本日(7月19日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドは、中心線が下向きにとなっており、下落を示唆しています。
週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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