先週末(7月7日)のドル円相場
先週末(7月7日)のドル円は、大幅下落。
軟調な株式相場を背景としたリスク回避の円買いが上値を抑える中、米雇用統計の結果を受けて、ドル売りが優勢となり、141.85円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
日経平均株価の下落を背景としたリスク回避の円買いが優勢となり、143.79円まで下落したものの、仲値にかけた実需のドル買いにより、144.19円まで反発しました。ただし、買い一巡後は再び円買いが優勢となり、143.50円まで下落する上値の重い展開となりました。
欧州市場は下落。
欧州株価の軟調な推移を受け、円買いが優勢となり、142.87円まで下落しました。
NY市場は続落。
米6月非農業部門雇用者数変化(予想22.5万人 結果20.9万人)が市場予想を下回ったことを受け、142.53円まで下落したものの、米6月平均時給は、前月比(予想0.3% 結果0.4%)、前年同月比(予想4.2% 結果4.4%)ともに市場予想を上回る強い結果だったことが伝わると、143.41円まで値を戻す展開となりました。ただし、堅調だった米10年債利回りが低下に転じたことを受け、ドル売りが優勢となり、朝方にかけ141.85円まで下落しました。
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本日(7月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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