昨日(7月6日)のドル円相場
昨日(7月6日)のドル円は、方向感を欠く。
株価の軟調推移にリスク回避の円買いが優勢となり下落したものの、米経済指標の強い結果を受け急伸するなど、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は下落。
日経平均株価の大幅下落を受け、リスク回避の円買いが優勢となり、144円の節目を割り込んで6月27日以来の安値となる143.67円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、144.13円まで上昇したものの、欧州株価の軟調な推移を背景としたリスク回避の円買いから、143.63円まで下落しました。
NY市場は、上昇後反落。
米6月ADP雇用統計(予想24.1万人 結果49.7万人)、米6月ISM非製造業景況指数(予想51.2 結果53.9)と市場予想を上回る強い結果を受け、ドル買いが優勢となり、144.65円まで上昇したものの、ダウ平均の下落を背景としたリスク回避の円買いから、再度144円を割り込み、143.95円まで下落しました。その後持ち直すも上値は重く、144.06円でNYをクローズしています。
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本日(7月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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