昨日(7月5日)のドル円相場
昨日(7月5日)のドル円は、上昇。
欧米株価の軟調な推移を受け144.08円まで下落するも、米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢となり、144.69円まで反発しました。
東京市場は上昇。
下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小すると、リスク選好の円売りが優勢となり、時間外の米10年債の上昇とともに144.66円まで上昇しました。
欧州市場は、下値が堅い。
欧州株や日経平均先物が下落したこと受け、リスク回避の円買いが優勢となり、144.20円まで下落したものの、米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢となり、144.59円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
NY市場は反発。
ダウ平均の下落を受け、リスク回避の円買いが先行するなか、米5月製造業受注指数(予想+0.8% 結果+0.3%)の市場予想を下回る結果が伝わると、米10年債利回りの低下とともにドル売りが加速。日通し安値となる144.08円まで下落しました。その後、米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月13-14日分)では「ほぼ全ての当局者が年内の追加利上げを予想」とタカ派な内容だったことを受け、米10年債利回りが3月9日以来、約4か月ぶりの高水準となったことでドル買いが優勢となり、144.69円まで反発しました。
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本日(7月6日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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