昨日(7月4日)のドル円相場
昨日(7月4日)のドル円は、下落。
政府・日銀の為替介入への警戒感から、ドル売り円買いが優勢となり、144.20円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
神田財務官による「為替に関して米国を含め様々な意思疎通を行っている」や鈴木財務相による「為替について財務官レベルで米国と緊密に連携を図っていることは事実」との円安牽制発言を受け、144.42円まで下落したものの、日米気金利差拡大を見越したドル買い意欲は旺盛で、144.67円まで値を戻しました。
欧州市場は下落。
軟調な欧州株価の推移を受け、リスク回避のドル売り優勢となり、144.30円まで下落しました。
NY市場は反発。
欧州時間の流れを引き継ぎ、144.20円まで下落したものの、米独立記念日で米国市場が休場だったことから、利食いのドル買い戻しが入り、144.54円まで値を戻しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、144.46円でNYをクローズしています。
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本日(7月5日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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