昨日(6月29日)のドル円相場
昨日(6月29日)のドル円は、3日続伸。
米経済指標の強い結果を受け、144.89円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
東京市場は、下値が堅い。
前日の財務省関係者や政府要人からの円安けん制発言が意識され、介入警戒感から円買いが先行し、144.13円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、144.60円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は下落。
鈴木財務相の「行き過ぎた動きがあるなら必要な対応を取る考えに変更ない」と連日となる円安けん制発言を受け、円買いが優勢となり、144.14まで下落しました。
NY市場は急伸。
米新規失業保険申請件数(予想26.6万件 結果23.9万件)や米1ー3月期GDP統計確報値(予想1.3% 結果2.0%)が予想より強い内容だったことを受け、米10年利回りの上昇とともにドル買いが加速し、144.89円と年初来高値を更新しました。高値警戒感から144.52円まで下落したものの、米10年債利回りが3月10日以来の水準まで上昇したことを受け、再度144.89円まで上昇する下値の堅い展開となりした。
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本日(6月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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