昨日(6月26日)のドル円相場
昨日(6月26日)のドル円は、4日ぶりに反落。
日本政府による為替介入への警戒感から142.93円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの低下を受けて、143.24円まで下落したものの、下落していた日経平均株価が上昇に転じたことで143.66円まで上昇しました。ただ、上値は重く、143.28円まで戻り売りに押される展開となりました。
欧州市場は下落。
神田財務官による「為替、行き過ぎた動きには適切に対処したい」との発言や、松野官房長官の「為替相場の動向を高い緊張感を持って注視する」との円安けん制発言を受け、142.93円まで下落しました。
NY市場は上昇。
低下していた米10年債利回りが上昇に転じたことでドル買いが優勢となり、143.71円まで上昇しました。
引けにかけて、日本政府による為替介入への警戒感から上値の重い展開が続きましたが、日米金融政策の方向性の違いからなるドル買いも根強く、下値の堅い展開となりました。
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本日(6月27日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャ?バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2023/6/26)(PDF)