先週末(6月23日)のドル円相場
先週末(6月23日)のドル円は、3日続伸。
日米金利差拡大を意識したドル買いから、143.87円まで上昇し、年初来高値を更新しました。
東京市場は、下値が堅い。
日経平均株価の下落を背景としたリスク回避のドル売り円買いから、142.81円まで下落したものの、日米金利差拡大を意識したドル買い意欲は旺盛で、143.43円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、底堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売りが優勢となり、142.76円まで下落したものの、143円割れでは押し目買いが先行し、143.32円まで値を戻す底堅い値動きとなりました。
NY市場は上昇。
米6月総合PMI(予想53.5 5結果3.0)および米6月製造業PMI(予想48.5 結果46.3)が、市場予想を下回ったことを受けドル売りが優勢となり、一時142.65円まで下落したものの、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「今年あと2回の利上げは非常に妥当な予測」と発言すると一転ドル買いが優勢となり、143.87円まで上昇し、年初来高値を更新しました。引けにかけて小反落するも下値は堅く、143.56円でNYをクローズしています。
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本日(6月26日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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