昨日(6月20日)のドル円相場
昨日(6月20日)のドル円は、4日ぶりに反落。
米10年債利回りの上昇を受け、142.25円まで上昇し、年初来高値を更新したものの、為替介入への警戒感や米経済指標の悪化を背景に141.23円まで下落しました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、142.25円まで上昇し、年初来高値を更新したものの、鈴木財務相による「為替政策、必要であれば適切に対応する」や西村経済産業相による「過度な変動・投機的な動きはしっかりと注視しなければならない」といった円安けん制発言から円買いが優勢となり、141.58円まで急落しました。ただし、日米金融政策の格差を意識したドル買い意欲は旺盛で、142.14円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りが下落に転じるとドル売りが優勢となり、141.34円まで下落しました。
NY市場は続落。
5月米住宅着工件数(予想140.0万件 結果163.1万件) や5月米建設許可件数(予想142.5万件 結果149.1万件)の市場予想を上回る結果を受け、141.75円まで上昇したものの、米10年債利回りの低下を背景にドル売りが優勢となり、日通し安値となる141.23円まで下落しました。
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本日(6月21日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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