昨日(6月15日)のドル円相場
昨日(6月15日)のドル円は、急騰後に急落。
日米金利差が意識されたドル買いが優勢となり、昨年11月23日以来の高値141.50円まで上昇したものの、介入警戒感から140.15円まで下落しました。
東京市場は、大幅上昇。
前日(6/15午前3時)の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、引き締め長期化観測の強まりから、日米金利差拡大が意識されたことでドル買いが優勢となり、141.42円まで上昇しました。
欧州市場は軟調。
東京市場のドル買いの流れを引き継ぎ、昨年11月23日以来の高値となる141.50円まで上昇したものの、松野官房長官の「為替相場、必要があれば適切に対応していく」との発言を受け、介入警戒感からドル売りが優勢となり、140.85円まで下落しました。
NY市場は、下値が堅い。
本邦当局による介入警戒感を受けたドル売りが優勢となり、140.15円まで下落したものの、米10年債利回りが上昇に転じたことを受け、140.66円まで反発しました。ただし戻りは鈍く、140.22円でNYをクローズしています。
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本日(6月16日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャ―バンドおよび週足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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